私は現在、技術統括部研究開発チームに所属していて、配合ゴムの開発や今後会社の柱となるような新製品の開発を行ってます。
　配合ゴム開発では主にゴムに含まれているカーボンやオイル等の配合剤やポリマーの添加量・種類の変更を行うことで顧客が求める性能を有する配合ゴムの開発を行います。
　また、新製品の開発では顧客の困りごとの調査を行い、当社の技術を用いてその困りごとを解決する商品の開発などを行っています。
　開発業務で試作を行っていると、思ってもいなかった物性がでたり、1つの性能はクリアしても他の性能でNGが生じる等、想定していた性能を出すのは非常に難しいです。
　これらの問題を解決するために試行錯誤を繰り返し、上司や先輩に相談しながら問題を１つずつ解消していくことで要求性能を満たす配合ゴムが出来た時の達成感はたまりません。

　私の所属する研究開発チームは会社の中でも年齢の若い人が多い職場で、みんな仲が良く、仕事ではよく意見交換を行ったり、プライベートでは飲み会（最近はあまりできませんが、、、）に行ったりします。
　上司とのコミュニケーションも気負いせず、何かあれば都度相談できます。
　また、技術職は入社後１年間の基礎教育があります。 ゴムの開発業務をひとりで実施できるように実験、評価、報告書の作成方法等を一から学ぶことができます。 ゴムを専門的に学んでいなくても、基礎からしっかり学ぶことができるのは安心ですよね。社外の研修にも参加したり、長期的に成長していける場所だと思います。 私自身もCADや構造解析等、自分の専門分野外の知識・スキルも習得することができました。